あと‐がま【後釜】
1 前の人に代わって、その地位に就く人。後任者。「人を陥れて—にすわる」 2 のち添いの妻。後妻(ごさい)。
あと‐きん【後金】
1 品物を受け取ったあとで代金を支払うこと。⇔前金(まえきん)。 2 代金のうち、手付け金や内金(うちきん)を払った残りの金。残金。あとがね。
あと‐ぎよめ【後浄め】
葬式で、出棺後、室内をはらい清めること。あとばらえ。
あと‐くされ【後腐れ】
《「あとぐされ」とも》物事がすんだあとでもすっきりと解決せず、問題があとを引くこと。また、その事柄。「—のないようにする」
あと‐くち【後口】
1 飲食したあと口の中に残っている味や感じ。あとあじ。 2 自分の言動のあとの気分。あとあじ。「けんか別れになって—が悪い」 3 申し込みなどの、あとの順番。あとに待っているもの。「—が控えてい...
あと‐ぐすり【後薬】
《病人が死んだあとの薬の意から》物事がすんでから処置しても意味のないことのたとえ。
あと‐げつ【後月】
先月。前の月。「—二一日お泊番(とまりばん)の時」〈円朝・怪談牡丹灯籠〉
あと‐こうしゃく【後講釈】
結果がわかってから、もっともらしく説明を加えること。
あと‐ごし【後輿】
輿の轅(ながえ)の後方を担ぐこと。また、その人。後肩(あとかた)。「兄弟の男子に先輿—舁(か)かれて」〈浄・油地獄〉
あと‐さがり【後下がり/跡下がり】
「うしろさがり2」に同じ。⇔後上がり。「月代(さかやき)をすりすまして—の頭つき」〈浮・俗つれづれ〉