もて‐あつか・う【もて扱う】
[動ワ五(ハ四)]《2が原義》 1 取り扱いに困る。もてあます。「飛んだ奴に引っ掛かったと思って—・っているのだ」〈鴎外・雁〉 2 大切に取り扱う。世話をする。「ことなることなき人の、子などあま...
もて‐あまし【持て余し】
もてあますこと。また、そのもの。「—者」
もち‐あつか・う【持(ち)扱う】
[動ワ五(ハ四)] 1 手で持って動かしたり、使ったりする。取り扱う。「何貫もの大石を—・って行かなければならなかった」〈島木健作・生活の探求〉 2 取り扱いに困る。もてあます。「彼は今や人知れ...
てこ‐ず・る【手子摺る/梃摺る】
[動ラ五(四)]取り扱いかねて、もてあます。手にあまる。処置に困る。また、解決に手間取る。「いたずらっ子に—・る」「交渉に—・る」
なん‐じゅう【難渋】
[名・形動](スル) 1 物事の処置や進行がむずかしくてすらすらいかないこと。また、そのさま。「交渉は—している」「風俗史を編成すること頗る—なる業なるのみか」〈逍遥・小説神髄〉 2 困ること。...
に‐やっかい【荷厄介】
[名・形動]荷物をもてあますこと。転じて、物事が負担になること。また、そのさま。「身体が—になって」〈紅葉・二人女房〉
ひま【暇/閑】
[名] 1 継続する動作などの合間に生じるわずかの時間。「食事をする—もない」「—を見て外出する」 2 事をするための一定の時間。「—のかかる仕事」「手間—」 3 自由に使える時間。なすべきこ...
あぐ・む【倦む】
[動マ五(四)]その事をしつづけてもよい結果が出ないので、どうしたらよいかほとほと困る。また、いやになる。もてあます。あぐねる。「アノ人ノ長話ニハ—・ンダ」〈和英語林集成〉 [補説]現代では「考...