あま‐だい【甘鯛】
スズキ目アマダイ科の海水魚の総称。前頭部は丸く、全長は約30センチで側扁する。南日本のやや深海にすむ。アカアマダイ・キアマダイ・シロアマダイの3種がある。美味。おきつだい。《季 冬》
アマダ‐しんでん【アマダ神殿】
《Temple of Amada》エジプト南部、ナイル川上流西岸にある神殿遺跡。アスワンの南西約170キロメートルに位置する。古代エジプト新王国第18王朝トトメス3世により建設が始められ、トトメ...
あま‐だな【天棚】
1 炉の上に天井からつるした棚。火棚。天皿(あまざら)。火天(ひあま)。火高。あまだ。 2 天井の上。転じて、2階。あまだ。あまごこ。
あまだな【尼店/尼棚】
東京都中央区日本橋室町1丁目付近の江戸時代の通称。塗り物問屋が多数あった。尼ヶ崎店。
あま‐だり【雨垂り】
1 あまだれ。「簷端(のきば)を繞(めぐ)る—も何と無く物凄じく」〈鉄腸・花間鶯〉 2 軒の雨だれが落ちる所。「坊主が秘蔵の水瓶を、—の石に打ち当ててうち割りて置きつ」〈沙石集・八〉
あま‐たる・い【甘たるい】
[形][文]あまたる・し[ク]《「あまだるい」とも》「あまったるい」に同じ。「—・い強い香が」〈漱石・それから〉
あま‐だれ【雨垂れ】
1 軒先などから滴り落ちる雨水。雨滴(うてき)。あましずく。 2 感嘆符「!」のこと。 [補説]作品名別項。→雨だれ
あまだれ【雨だれ】
《原題、Raindrop》ショパンのピアノ曲集「24の前奏曲」の第15番の通称。変ニ長調。雨を連想させる描写に由来する。雨だれのプレリュード。雨だれの前奏曲。
雨垂(あまだ)れ石(いし)を穿(うが)つ
《「漢書」枚乗伝から》小さな努力でも根気よく続けてやれば、最後には成功する。点滴石を穿つ。
あまだれ‐おち【雨垂れ落ち】
雨垂れが落ちて当たる所。あまおち。