こら・える【堪える/怺える】
[動ア下一][文]こら・ふ[ハ下二] 1 苦しみなどに、耐えてがまんする。しんぼうする。「痛みを—・える」「飢えや寒さを—・える」 2 感情などを、抑えて外にあらわさない。「怒りを—・える」「笑...
言葉(ことば)は心(こころ)の使(つか)い
心に思っていることは自然と言葉にあらわれるということ。「—と申せば、これらの人の胸のうち、つたなくさわがしくこそ覚え侍れ」〈ささめごと〉
こつ‐ぜん【兀然】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 高く突き出ているさま。「富士は—としてその巨(おお)いなる斑(まだら)の頂をあらわした」〈長与・竹沢先生と云ふ人〉 2 じっと動かないさま。「独り—と腕を拱(...
し‐そう【詞藻】
1 言葉のあや。修辞。「豊かな—の文」 2 文章や詩歌。「婦女に対する愛の自ら—の上にあらわれしも多かるべく」〈子規・墨汁一滴〉 3 詩文に対する才能。「—豊かな青年」
じっ‐ちゃく【実着】
[名・形動]まじめで落ち着いていること。誠実でうわついたところがないこと。また、そのさま。着実。「—な主人が性質は、整然たるすべての様子にあらわれ」〈蘆花・思出の記〉
けん‐しょう【顕証】
[名・形動ナリ]《「けんそう」とも》あらわで、人目につくこと。また、そのさま。「有り明けの月いみじく明かかりければ、—にこそありけれ、いかがすべからむ、と」〈大鏡・花山院〉
ぜしん‐ぜぶつ【是心是仏】
1 人間の日常の心は絶対の理法をあらわす心でもあるから、仏そのものである、ということ。 2 仏の観想を成就した心はそのまま仏と一つである、ということ。
せん‐じゅつ【撰述】
[名](スル)書物をあらわすこと。述作。著述。「数点の専門書を—する」
せいめい‐の‐き【生命の樹】
特定の樹木を生命力の源泉、また豊饒(ほうじょう)・生産の象徴として崇拝する宗教現象。古代オリエントを中心に、1本の樹木の両側に1頭の動物を描く図像があらわれ、東西に広く伝わった。聖書では、楽園の...
そう‐こう【奏効】
[名](スル)ききめがあらわれること。「新薬が—する」