荒肝(あらぎも)を抜(ぬ)・く
相手を非常に驚かす。びっくりさせ恐れさせる。度胆(どぎも)を抜く。荒肝を拉(ひし)ぐ。「自分は先ず—・かれてしまった」〈独歩・画の悲み〉
荒肝(あらぎも)を拉(ひし)・ぐ
「荒肝を抜く」に同じ。「赤シャツの—・いでやろうと考え付いた」〈漱石・坊っちゃん〉
あら‐ぎょう【荒行】
僧や山伏などが激しい苦しみに耐えて行う修行。
あら‐ぎり【粗切り/荒切り】
1 粗く大ざっぱに切ること。また、切ったもの。 2 戦陣で、先頭の兵士が敵を切りたてながら進むこと。「いでいで武蔵—せん、跡をばこなせ若武者ども」〈幸若・高館〉 3 粗く刻んだタバコ。特に、安永...
あら・く【散く/粗く】
[動カ下二]「あらける」の文語形。
あら‐くち【新口】
新しく醸造した酒を初めて桶(おけ)から出して飲むこと。初飲み。
アラクネ【Arachnē】
ギリシャ神話の女性で織物の名手。その腕前を自慢したことでアテナの怒りを買い、クモに変えられた。
あら‐くま・し【荒くまし】
[形シク] 1 ごつごつしている。「枝ざしなどは、いと手触れにくげに—・しけれど」〈枕・四〇〉 2 荒っぽい。粗暴だ。あらくもしい。「物言ひなども—・しい」〈浄・鎌田兵衛〉
あら‐くもし・い【荒くもしい】
[形]《中世から近世にかけての口語》「あらくまし」に同じ。「あの—・い弁慶と判官殿のお契りやった事があるぞ」〈虎明狂・今参〉
アラクリハン‐メドレセ【Olloqulihon Madrasasi】
ウズベキスタン西部、ホラズム州の都市ヒバにあるイスラム教の神学校。イチャンカラ(内城)と呼ばれる旧市街の東端に位置する。19世紀前半にヒバハン国のアラクリ=ハンにより創設。現在は屋内バザールと織...