あら‐えみし【荒蝦夷】
上代、朝廷に服属しなかった粗暴な蝦夷。⇔熟蝦夷(にきえみし)。
あらお【荒尾】
熊本県北西部の市。炭鉱町として発展。果樹栽培・海苔(のり)養殖が盛ん。人口5.5万(2010)。
あら‐おこし【粗起(こ)し/荒起(こ)し】
稲作の準備として、田を大まかに掘り起こすこと。
あらお‐し【荒尾市】
⇒荒尾
あら‐おだ【荒小田】
荒れた田。一説に、新しく切り開いた田。「—に細谷(ほそたに)川をまかすればひく注連縄(しめなは)にもりつつぞゆく」〈金葉・春〉
あらお‐だけ【荒雄岳】
宮城県北西部にある山。標高984メートル。南麓付近に、特別天然記念物の雌釜(めがま)・雄釜(おがま)の間欠泉や温泉群などがある。栗駒国定公園の一部。
あらお‐ひがた【荒尾干潟】
熊本県荒尾市にある干潟。有明海の中央部東側に位置する。シギ・チドリなどの渡り鳥が多く飛来する中継地および越冬地。ノリの養殖やアサリ漁なども行われている。面積7.54平方キロメートル。平成24年(...
あら‐おり【粗織(り)】
粗末な糸で目を粗く織ること。また、その織物。
あら‐か【殿/舎】
《「在(あ)り処(か)」の意》御殿。宮殿。「出雲国の多芸志(たぎし)の小浜に、天(あめ)の御—をつくりて」〈記・上〉
あら‐がき【荒垣/荒籬】
《「あらかき」とも》 1 すきまの大きい垣根。 2 神社の外側を囲う目の粗い垣根。