じつ‐ろく【実録】
1 事実をありのままに記録したもの。 2 編年史の形式の一。ある帝王1代の出来事を年を追って記録したもの。「文徳(もんとく)—」 3 「実録物」の略。
地(じ)で行(ゆ)・く
1 想像上の事柄などを現実の世界で実際に行う。「小説を—・く」 2 ありのまま行動する。自然に振る舞う。「今回の映画の役は—・ける」
じねん‐ほうに【自然法爾】
仏語。 1 もののありのままの姿が真理にのっとっていること。 2 浄土真宗で、阿弥陀仏の本願のはからいの中に包まれていること。
じょう‐ぎ【情偽】
1 まことと、いつわり。「またよしやその間に—があるとしても」〈鴎外・最後の一句〉 2 ありのままのようす。「人間日常の—をして読者の心胸に了然としてまた事実に相違せる考思なからしむるにあり」〈...
じょ‐じ【叙事】
事実や事件を、ありのままに述べ記すこと。また、その述べ記したもの。→叙情
じょじ‐たい【叙事体】
主観や批評を避けて、事実をありのままに述べることを主とする文体。
じょ‐じゅつ【叙述】
[名](スル)物事について順を追って述べること。また、その述べたもの。「事件をありのままに—する」
すい‐きょう【水鏡】
1 水面に物の形が映ること。みずかがみ。 2 水がありのままに物の姿を映すように、物事をよく観察してその真情を見抜き、人の模範となること。また、その人。
す‐がお【素顔】
1 化粧をしていない、地のままの顔。 2 飾らないありのままの姿。「日本の—」「スター選手の—」
すぐ【直ぐ】
[形動][文][ナリ] 1 物の形などが、直線的で曲がっていないさま。「百折れ千折れ、五間とは—に続かぬ坂道を」〈漱石・虞美人草〉 2 人の性質などがまっすぐであるさま。正直。すなお。「—な心...