あり‐もどき【擬蟻/蟻擬】
外見がアリに似る甲虫。サツマイモに食い入るアリモドキゾウムシ、松の害虫を捕食するアリモドキカッコウムシなど。
あり‐もの【有り物】
ありあわせの物。「—のなかから、出来そうなもんを見つけて」〈里見弴・安城家の兄弟〉
ありゃ
[感] 1 驚いたときに発する語。あら。「—、いけねえ」 2 民謡などの囃子(はやし)詞。
ありゃ‐ありゃ
[感] 1 驚いたときに発する語。ありゃりゃ。 2 歌舞伎のかけ声。 ㋐捕り方が犯人をおどかすためのかけ声。 ㋑荒事で、大勢が主役に対してかける声。
ありゃ‐こりゃ
[名・形動]《「あれやこれや」の意から》あべこべ。反対。「—に人の前にすえた膳」〈藤村・夜明け前〉
ありや‐なしや【有りや無しや】
[連語] 1 あるかないか。あるかないかわからないくらい目立たないさま。「—の細かい模様」「入り日のなかに立つけぶり—とただほのか」〈佐藤春夫・海べの恋〉 2 真実であるかないか。「人の心の—は...
あ‐りゅう【亜流】
《流れを亜(つ)ぐ意》 1 学問・芸術などで、同じ流派に属する人。 2 第一流の人に追随するだけで、独創性のない人。まねるだけで新味のないこと。追随者。エピゴーネン。
あ‐りゅうさん【亜硫酸】
二酸化硫黄を水に溶かすと生じる酸。水溶液としてだけ存在。酸化により硫酸になる。化学式H2SO3
ありゅうさん‐えん【亜硫酸塩】
亜硫酸の水素を金属で置換して生じる塩。亜硫酸ナトリウムなど。
ありゅうさん‐ガス【亜硫酸ガス】
二酸化硫黄の気体。刺激臭があり、有毒。火山ガスや石油・石炭中の硫黄酸化物の燃焼によって生じ、酸性雨や湖沼の酸性化の原因となる。