バーンク‐きょうかい【バーンク教会】
《Kelīsā-ye Vānk》イラン中部の都市イスファハーンのジョルファー地区にあるアルメニア教会。17世紀初頭、サファビー朝アッバース1世の時代に、イスファハーン建設要員として呼び寄せられた...
のしゃっぷ‐みさき【野寒布岬】
北海道北端部にある岬。東にある宗谷岬とともに宗谷海峡に面する。海岸段丘が発達し、先端に灯台がある。のさっぷみさき。納沙布(のさっぷ)岬とは別。 [補説]名は、アイヌ語「ノシャップ(下あご)」、「...
くう‐そく‐ぜ‐しき【空即是色】
仏語。一切の存在は現象であって空であるが、その空であることが体得されると、その現象としての存在がそのまま実在であるとわかるということ。「般若心経(はんにゃしんぎょう)」には「色即是空、空即是色」...
の‐であ・る
[連語]《準体助詞「の」+連語「である」。話し言葉では「んである」とも》連語「である2」に同じ。「大臣がそう断言した—・る」「彼自身のしたことなんである」
さり‐ぬ◦べし【然りぬべし】
[連語]《動詞「さり」(ラ変)の連用形+連語「ぬべし」》 1 そうであるはずだ。適当である。「—◦べき物やあると、いづくまでも求め給へ」〈徒然・二一五〉 2 相当である。身分がよい。「—◦べから...
さび【寂】
《動詞「さ(寂)ぶ」の連用形から》 1 古びて味わいのあること。枯れた渋い趣。「—のある茶碗」 2 閑寂枯淡の趣。「—に徹した境地」 3 声の質で、低く渋みのあるもの。「—のある声」 4 謡曲・...
ふにん‐しょう【不妊症】
正常な性生活を継続しながら、妊娠しない状態。原因は生殖機能の未発達や機能不全、疾患などさまざまで、男性側に原因があるものを男性不妊症、女性側に原因があるものを女性不妊症という。また、一度も妊娠し...
ハーリドイブンアルワリード‐モスク【Khalid Ibn al-Walid Mosque】
シリア西部の都市ホムスの市街中心部にあるイスラム寺院。アイユーブ朝時代の創建。20世紀初頭、オスマン帝国時代に改築されて現在の建物になった。正統カリフ時代の7世紀に、同地にイスラム教がもたらされ...
クトゥビア【Koutoubia】
モロッコ中部の都市マラケシュの旧市街の西側にある尖塔(ミナレット)。高さ約77メートル。12世紀、ムワッヒド朝の創始者アブド=アルムーミンによって建設がはじまり、孫のヤークーブ=アル=マンスール...
さる◦べし【然るべし】
[連語]《動詞「さり」の連体形+推量の助動詞「べし」》 1 ふさわしい。相応である。「—◦べき折もなくて、思ひありくほどに」〈落窪・一〉 2 そうなるのが当然である。そうなる運命である。「—◦べ...