みつ‐な・し【才無し】
[形ク]才能がない。「寡人(あれ)—・し、以て称(かな)ふに足らず」〈継体紀〉
みなせ‐がわ【水無瀬川】
[名]水のない川。また、川床だけあって水が地下を流れている川。みなしがわ。「うらぶれて物は思はじ—ありても水は行くといふものを」〈万・二八一七〉 [枕]地下を流れる川の意から、「下」にかかる...
みだれ‐ごい【乱れ恋】
あれこれと思い乱れる恋。「山菅の—のみせしめつつ逢はぬ妹(いも)かも年は経につつ」〈万・二四七四〉
みず‐ごころ【水心】
1 水泳の心得。 2 「魚心(うおごころ)あれば水心」の略。
ミスティ‐さん【ミスティ山】
《Misti》南アメリカ、ペルー南部、アンデス山脈中の火山。標高5825メートル。アレキパの北東約20キロメートルに位置する。15世紀以降、たびたび噴火を起こしている。典型的な成層火山であり、日...
みせさし‐どき【店鎖し時】
店の戸をおろす時刻。夕方。みせさしごろ。みせさしじぶん。「うかうか話して、あれ—」〈浄・女腹切〉
めんじゅう‐こうげん【面従後言】
その人の面前では従うように見せかけて、あとであれこれあげつらうこと。
も【面】
《「おも(面)」の音変化》おもて。表面。「水(み)の—」「つくばねのこの—かの—に影はあれど君がみかげにます影はなし」〈古今・東歌〉
やっ‐と
[副] 1 たくさん。たいそう。「その外に川魚屋もまだまあ—あれどな」〈滑・浮世風呂・二〉 2 はるかに。ずっと。「荷を持つ方が—気楽な」〈浄・伊賀越〉
モンタザ‐きゅうでん【モンタザ宮殿】
《Montaza Palace》エジプト北部の港湾都市アレクサンドリアにある宮殿。市街東部、地中海を見下ろす高台に位置する。19世紀末、ムハンマドアリー朝のアッバース2世により建造。イタリアのフ...