あんら【菴羅/奄羅】
《(梵)āmraの音写》マンゴーのこと。菴没羅(あんもら)。菴摩羅。「—といふ植木あれど、木の実を結ぶことかたし」〈大鏡・後一条院〉
アンライセンス‐たい【アンライセンス帯】
⇒アンライセンスバンド
アンライセンス‐バンド【unlicensed band】
特定出力以下であれば、無線通信の利用に無線局免許が不要な周波数帯。特定小電力無線局のほか、無線LAN(ラン)やBluetooth(ブルートゥース)で利用される。アンライセンス帯。免許不要周波数帯...
あんら‐おん【菴羅園】
《「菴没羅(あんもら)園」の略》古代、中インドの毘舎離(びしゃり)国にあった庭園。菴没羅女が仏陀に献じたもの。菴摩羅樹園。
あん‐らく【安楽】
[名・形動]心身の苦痛や生活の苦労がなく、楽々としていること。また、そのさま。「老後の—を願う」「—な生活を送る」
あんらく‐あん【安楽庵】
三重県専修寺境内にある茶室。千道安と織田有楽の共作で、両者の名を1字ずつとって庵名としたという。 京都誓願寺竹林院に安楽庵策伝が開いた庵。
あんらく‐いす【安楽椅子】
ひじ掛けつきで柔らかくゆったりとした休息用のいす。
あんらくいす‐たんてい【安楽椅子探偵】
⇒アームチェアディテクティブ
あんらく‐こく【安楽国】
極楽浄土の別名。この地には苦悩がなく、安穏快楽(あんのんけらく)であるところからいう。安楽浄土。安楽世界。
あんらく‐し【安楽死】
回復の見込みがなく苦痛の激しい病人が、本人の意志のもと、延命を拒んだり死期を早める処置を受けたりして死ぬこと。また、その死。ユータナジー。オイタナジー。→積極的安楽死 →消極的安楽死