アンチモン【(ドイツ)Antimon】
窒素族元素の一。普通は銀白色の光沢ある金属。黄色・黒色の同素体があり、非金属的性質を示す。主要鉱石は輝安鉱。単体・化合物とも有毒。活字合金・半導体材料などに利用。元素記号Sb 原子番号51。原子...
あん‐ちゃく【安着】
[名](スル) 1 途中事故なく目的地に着くこと。「—の知らせが届く」 2 落ち着くこと。また、落ち着かせること。「政を整理して人心を—するにあらざれば」〈竜渓・経国美談〉
あん‐ちゃん【兄ちゃん】
《「あに(兄)さん」の音変化》 1 自分の兄に対する愛称。 2 若い男を気安く呼ぶ語。「近所の—」 3 遊び人風の若い男。「街の—」
あん‐ちゅう【暗中】
暗がり。やみの中。「益々疑惑を生じて、恰(あたか)も—を行くが如し」〈織田訳・花柳春話〉
あんちゅう‐ひやく【暗中飛躍】
[名](スル)人に知られないようにひそかに策動し活躍すること。暗躍。
あんちゅう‐もさく【暗中模索】
[名](スル) 1 暗やみの中で、手さぐりしてあれこれ探し求めること。 2 手掛かりのないまま、いろいろなことを試みること。「打開策を—する」
あん‐ちょう【暗潮】
1 表面に現れない潮の流れ。 2 表面に現れない風潮・勢力。「社会の裏面を流るる—に棹(さお)さして」〈荷風・ふらんす物語〉
あん‐ちょう【暗調】
調子や気分が暗い感じであること。また、絵画や写真のできばえが暗いこと。「彼の今の気分は…総体の上に一種の—を帯びていた」〈漱石・それから〉
あん‐ちょく【安直】
[名・形動] 1 価格が安いこと。また、そのさま。「直(す)ぐそこのパッサージュに—な伊太利亜の料理屋がある」〈荷風・ふらんす物語〉 2 簡単で手軽なさま。また、いい加減なさま。「—な方法ではだ...
あんちょく‐せんそう【安直戦争】
1920年、中国の北洋軍閥、安徽(あんき)派(親日)と直隷(ちょくれい)派(親米英)との戦争。袁世凱(えんせいがい)死後の勢力争いで、直隷派が勝って日本の勢力が後退した。