もがも
[終助]《終助詞「もが」+終助詞「も」から。上代語》名詞、形容詞および助動詞「なり」の連用形、副詞、助詞に付く。上の事柄の存在・実現を願う意を表す。…があればいいなあ。…(で)あってほしいなあ。...
ものの
[接助]《形式名詞「もの」+格助詞「の」から》活用語の連体形に付く。逆接の確定条件を表す。…けれども。…とはいえ。「習いはした—、すっかり忘れてしまった」「新機軸を打ち出した—、採用はされなかっ...
もちい【餅】
《「糯(もち)の飯(いい)」の意》「もち(餅)」に同じ。「のたまひし—、忍びていたう夜更(ふ)かして持て参れり」〈源・葵〉
もっ‐こう【木瓜】
紋所の名。鳥の巣が卵を包んでいるように見える図柄。また、ウリを輪切りにした形を図案化したものともいう。すだれの帽額(もこう)に多く用いたところからいい、「木瓜」と当てて書いた。窠紋(かもん)。もこう。
もち【持ち】
1 品質や機能が長い間変わらずに続くこと。「値段は高いが—がいい」 2 所有すること。「—時間」「物—の人」 3 引き受けること。受け持つこと。負担。「費用は先方—だ」 4 歌合わせ・囲碁・将棋...
もち‐あ・げる【持(ち)上げる】
[動ガ下一][文]もちあ・ぐ[ガ下二] 1 手で持ったり、下から支えたりして、物を上の方へ上げる。「バーベルを—・げる」「ジャッキで—・げる」 2 頭などを上の方へ起こす。もたげる。「読んでいた...
モダン‐アート【modern art】
近代美術。現代美術。主として20世紀になってから第二次大戦前までに生まれたシュールレアリスム・抽象主義など新傾向の美術をいい、大戦以後に生まれた新傾向の美術はコンテンポラリーアートとよんで区別す...
もく【木】
1 き。樹木。〈和英語林集成〉 2 木目。「—がいい」 3 木曜日。「—・金・土」 4 五行(ごぎょう)の第一位。方位では東、季節では春、五星では木星、十干では甲(きのえ)・乙(きのと)に配する。
もくげん‐じ【木槵子】
ムクロジ科の落葉高木。高さ約10メートル。葉は羽状複葉。小葉は卵形で縁に不規則なぎざぎざがある。夏、枝先に黄色い小花を群生。実は三角形の袋状をし、中の種子は黒色で堅く、金剛子といい数珠に用いる。...
もく‐ろう【木蝋】
ハゼノキの果皮から圧搾によって得る油脂。主成分はパルミチン酸。漂白または脱色したものを晒蝋(さらしろう)といい、白色。日本の特産で、四国・九州および和歌山地方に産する。ろうそく・つや出しなどに使...