てい‐し【程子】
中国宋代の兄弟の儒学者、程顥(ていこう)・程頤(ていい)の尊称。二程子。
てんぐ‐たけ【天狗茸】
テングタケ科のキノコ。有毒。夏から秋、松林などに生える。大形で、高さ約20センチ。傘は褐色で白いいぼが点在し、柄は白色で中ほどに白い膜をもつ。はえとりたけ。《季 秋》「—立けり魔所の這入口(はい...
つつみ‐いい【包み飯】
強飯(こわいい)を握り、卵形にして木の葉などで包んだもの。平安時代には、地位の低い者の弁当などに用いた。
つっ‐くる・める【突っ括める/突っ含める】
[動マ下一][文]つっくる・む[マ下二]いろいろな要素を一緒にする。ひっくるめる。「いいところも悪いところも、—・めて好きにならなくっちあ」〈里見弴・多情仏心〉
つづら‐ふじ【葛藤】
ツヅラフジ科の落葉性の蔓(つる)植物。山地にみられ、蔓で他に巻きつく。葉は広卵形または円形で柄が長く、互生。雌雄異株で、夏、淡緑色の花をつける。蔓はかごを編む材料となり、根や茎は漢方で漢防已(か...
つけ‐どころ【付(け)所/着け所】
着目し注意すべき箇所。ねらいどころ。「目の—がいい」
つつ
[接助]動詞・動詞型助動詞の連用形に付く。 1 二つの動作・作用が同時に並行して行われることを表す。それぞれが…して。…ながら。「諸事情を考慮し—計画を立てる」「大声で叫び—走りだす」「日しきり...
つけ‐げいき【付(け)景気】
実際はそうでないのに、景気がいいように見せかけること。から景気。「—の言葉が段々出なくなって来た」〈漱石・行人〉
つら【面/頰】
1 顔。顔つき。現代では、やや乱暴な言い方で、多くはいい意味では用いない。「どの—下げて来た」「ちょっと—を貸せ」 2 物の表面。「上(うわ)っ—」 3 ほとり。あたり。「曹司の蔀(しとみ)の—...
つき‐な・し【付き無し】
[形ク] 1 不案内なさま。どうしていいかわからない。「逢ふ事の今ははつかになりぬれば夜ふかからでは—・かりけり」〈古今・雑体〉 2 不似合いであるさま。ふさわしくない。「もとよりかかるありきに...