さそ・う【誘う】
[動ワ五(ハ四)] 1 一緒に行動するようにすすめる。また、連れ出す。「ボランティア活動に—・う」「ドライブに—・う」 2 そのことが原因となって、ある気持ちを引き起こさせる。促す。「涙を—・う...
さたろう【佐太郎】
《堺の豪家佐太郎が、参勤途上の紀州侯の家臣たちを冷や飯でもてなし、飯野(いいの)の姓を許されたという故事から》冷や飯。残飯。「—を年中食て居候」〈柳多留・七九〉
然(さ)もなければ
そうでなければ。さもなくば。「君が直接交渉するか、—代理人を立ててもいい」
サレロロガ【Salelologa】
南太平洋、サモアのサバイイ島の町。同島南東岸に位置する。海の玄関口であり、対岸のウポル島と航路で結ばれる。サモアに最初にキリスト教の伝道に訪れたジョン=ウイリアムズの上陸記念碑や、ゆかりの教会がある。
さし‐あし【差(し)足】
1 音を立てないように、足をものに差し入れるようにつま先から静かにおろしてゆく歩き方。「抜き足、—、忍び足」 2 競馬で、先行馬をゴール直前に抜き去る走りぶり。「—のいい馬」
さん‐の‐かわり【三の替(わ)り】
1 同じ一座による芝居興行で、演目の三度目の替わり。 2 京坂で、歌舞伎の3月興行。顔見世に次ぐ初春興行を二の替わりといい、その次の興行の意。江戸では弥生(やよい)狂言。《季 春》
さん‐にんしょう【三人称】
文法で、人称の一。話し手(書き手)・聞き手(読み手)以外の人または事柄に関することを示すもの。「彼」「彼女」「これ」「それ」「あれ」「どれ」など。日本語では代名詞についてだけいい、また西欧語では...
さん‐ぷく【三伏】
夏の最も暑い時期。夏至後の第3の庚(かのえ)の日を初伏、第4の庚の日を中伏、立秋後の最初の庚の日を末伏といい、この三つをあわせていう。《季 夏》「—の月の穢(え)に鳴く荒鵜かな/蛇笏」
さんぜん‐だいせんせかい【三千大千世界】
仏教の世界観による広大無辺の世界。須弥山(しゅみせん)を中心に日・月・四大州・六欲天・梵天などを含む世界を一世界として、これが千集まったものを小千世界、それが千集まったものを中千世界、さらにそれ...
さん‐ちゃ【散茶】
1 茶の葉をひいて粉にしたもの。ひき茶。抹茶。 2 煎じたての香りのいい茶。煮端(にばな)。出ばな。 3 「散茶造り」の略。 4 「散茶女郎」の略。