さざえ‐どう【栄螺堂】
内部の階段がサザエの殻のように螺旋(らせん)状になっている堂。福島県会津若松市の飯盛山(いいもりやま)などにある。
さし‐あし【差(し)足】
1 音を立てないように、足をものに差し入れるようにつま先から静かにおろしてゆく歩き方。「抜き足、—、忍び足」 2 競馬で、先行馬をゴール直前に抜き去る走りぶり。「—のいい馬」
サジェスト‐きのう【サジェスト機能】
インターネットのサーチエンジンで、検索した文字列に関連の深い語句を逐次予測して表示する機能。米国グーグル社のサーチエンジンではオートコンプリートといい、語句の候補を、他の利用者の検索語句や同社の...
さじ‐おもだか【匙沢瀉/匙面高】
オモダカ科の多年草。沼や浅い水中に生える。葉は、長い柄をもつ楕円形で、根際から生える。夏から秋にかけて約80センチの花茎を出し、多数の白い小花をつける。塊茎は漢方で沢瀉(たくしゃ)といい、利尿薬...
さそ・う【誘う】
[動ワ五(ハ四)] 1 一緒に行動するようにすすめる。また、連れ出す。「ボランティア活動に—・う」「ドライブに—・う」 2 そのことが原因となって、ある気持ちを引き起こさせる。促す。「涙を—・う...
さたろう【佐太郎】
《堺の豪家佐太郎が、参勤途上の紀州侯の家臣たちを冷や飯でもてなし、飯野(いいの)の姓を許されたという故事から》冷や飯。残飯。「—を年中食て居候」〈柳多留・七九〉
さっ‐し【察し】
察すること。おしはかること。「—がいい」「—がつく」
さねぶと‐なつめ【核太棗/酸棗】
クロウメモドキ科の落葉低木。ナツメの原種。葉は長卵形でつやがある。実が小さく、そのわりに核が大きい。種子を漢方で酸棗仁(さんそうにん)といい、薬用にする。ヨーロッパ・アジアの南部に自生し、日本で...
さばけ【捌け】
1 品物が売れてゆくこと。売れ行き。「新製品の—はいい」 2 物分かりがよいこと。 3 混乱状態が解け整うこと。「朝夕は車の—が悪い」
さ‐ひつ【左筆】
書を右筆(ゆうひつ)というのに対し、書き絵の模様。ふつう、尻鞘(しりざや)や下鞍(したぐら)などに描かれたものをいい、虎(とら)の斑紋を極彩色に表したものが多い。