いおん‐せい【異温性】
恒温動物で、体温が部位や生理状態によって大きく異なる性質。コウモリ・リス・ハリネズミなど冬眠を行う小型哺乳類や一部の鳥類に見られる。→内温性 →外温性
イオンせい‐えきたい【イオン性液体】
⇒イオン液体
イオン‐せき【イオン積】
1 水溶液中の水素イオンのモル濃度と、水酸化物イオンのモル濃度との積。 2 ⇒溶解度積
イオン‐チャンネル【ion channel】
《「イオンチャネル」とも》細胞膜などの生体膜において、ナトリウムイオンやカリウムイオンを通し、開閉する膜蛋白質の通路。神経細胞の活動電流の発生機構の説明に用いられる語。
イオン‐でんどう【イオン伝導】
正または負イオンの移動による電気伝導。電解質溶液、融解塩、イオン化ガスなどで生じる。→電子伝導 →混合伝導
イオン‐でんりゅう【イオン電流】
運搬電流の一。イオンの運動によって生じる電流。電解質溶液、溶融塩のイオン、イオン化したガスなどに見られる。
イオンとうか‐たんたい【イオン透過担体】
⇒イオノフォア
イオントフォレーシス‐りょうほう【イオントフォレーシス療法】
《iontophoresis therapy 「イオントフォレーゼ」とも》微弱な電流を利用して、溶液中でイオン化した薬剤を皮膚から体内に浸透させる治療法。イオン浸透療法。イオン導入法。電離療法。
イオン‐トラッピング【ion trapping】
⇒イオントラップ
イオン‐トラップ【ion trap】
真空中に適切な電磁場を配することにより、ある狭い領域にイオンなどの荷電粒子を閉じ込めること。プラズマの性質を調べる実験や、極低温に冷却した単一のイオンの量子力学的な振る舞いの検証などに利用する。...