うき‐まくら【浮(き)枕】
1 船またはいかだの上で旅寝すること。浮き寝の枕。「杣川(そまがわ)の筏(いかだ)の床の—夏は涼しきふしどなりけり」〈詞花・夏〉 2 《涙で枕が浮く意の「浮き」に「憂き」を掛けて》独り寝のつらさ...
おい‐まわ・す【追(い)回す】
[動サ五(四)] 1 逃げまわるもののあとを追いかける。また、しつこく追いかける。「猫がネズミを—・す」「静養先まで芸能記者が—・す」 2 休む間も与えずこき使う。酷使する。追い使う。「仕事に—...
いちゃ‐つ・く
[動カ五(四)] 1 仲のいい男女がなれなれしくふざけ合う。「若いカップルが—・く」 2 てまどる。また、ためらう。「この毒薬を呑まうか呑むまいかと—・く所に」〈洒・新吾左出放題〉 3 もめる。...
いんよう‐かく【淫羊藿】
中国産のホザキイカリソウ(穂咲錨草)の漢名。イカリソウをいうこともある。茎・葉を漢方で強精・健忘症・神経衰弱などに用いる。
おい‐まどわ・す【追ひ惑はす】
[動サ四] 1 追いかけているうちに相手を見失う。取り逃がす。「もし、また—・したらむ時と、危ふく思ひけり」〈源・玉鬘〉 2 しつこく追いかけまわして困らせる。「牛飼ひに—・されて」〈今昔・一・三四〉
追(お)いつ追(お)われつ
追いかけたり、追いかけられたり。抜きつ抜かれつ。「—の大接戦」
イコカ【ICOCA】
《(和)IC Operating Cardの略》JR西日本の開発した、非接触型ICカードを用いる運賃精算システム。定期券の機能をもつイコカ定期券もある。近畿圏のJRのほか、一部のキヨスクや駅近く...
かけ‐うた【懸(け)歌】
相手に対して言いかける歌。問いかけ歌。よびかけ歌。⇔返し歌。
かど【角】
1 物のはしのとがって突き出た部分。「柱の—」「机の—」 2 物の隅。「ページの—を折る」 3 道の曲がり目の所。「—の銀行」 4 人の性格・言動で、一癖あって、他人との付き合いが滑らかにいかな...
およそ【凡そ】
《「おおよそ」の音変化》 [名・形動] 1 物事のだいたいのところ。大要。あらまし。「計画の—は承知している」「—の見積もりを立てる」 2 いいかげんなさま。ぞんざいなさま。「かやうに大事の謡...