天(てん)に口(くち)無(な)し人(ひと)を以(もっ)て言(い)わしむ
天には口がないから何も言わないが、その意思は人の口を通じて告げられる。
で‐まかせ【出任せ】
1 口から出るにまかせて、いいかげんなことを言うこと。また、その言葉。出放題。「口から—を言う」 2 出るままにしておくこと。「私は涙を—にしていた」〈康成・伊豆の踊子〉
でまり
[連語]「でまれ」の音変化。「いかな御一族—、ちともはばからぬぞ」〈蒙求抄・一〉
手目(てめ)を上(あ)・げる
悪だくみやいかさまの証拠をあげる。「わざと悪事に一味して、まっかう—・げようため」〈浄・先代萩〉
て‐みそ【手味噌】
1 自分が原因の失敗。「海士を浪へ投げ込んだは汝(おのれ)が—」〈浄・安達原〉 2 いかさま。いんちき。「お身たちのやうに—は付けず、正味の負けがおびただしい」〈浮・子息気質・二〉 3 「手前(...
て‐もち【手持(ち)】
1 手に持つこと。また、手で持って構えること。「—のカード」「—でカメラのシャッターを切る」 2 手もとにあること。現在持っていること。また、そのもの。「外貨の—がない」 3 手の構え方。「—は...
テロル【(ドイツ)Terror】
《恐怖の意》暴力行為あるいはその脅威によって、敵対者を威嚇(いかく)すること。恐怖政治。テロ。
デルナ【Derna】
リビア北東部、キレナイカ地方の都市。アフダル山脈の東端に位置し、地中海に面する。古代ギリシャの植民都市に起源する。旧市街にはオスマン帝国のカラマンリー朝時代のモスク、シナゴーグ、野外市場などが残...
出(で)る所(ところ)へ◦出(で)る
公の場に訴え出てどちらが正しいかを決定してもらう。「—◦出て話をつけよう」
とげ【刺/棘】
1 体表にある、堅くて先のとがった突起物。植物では、表皮が変化したもの(バラ)や葉・茎・托葉・根が変化した葉針(サボテン)・茎針(サイカチ)・托葉針(カラタチ)・根針(シュロ)などがある。動物で...