い‐しょ【位署】
公文書に官位・姓名を記すこと。また、その書式。官と位が相当する場合は、「中納言従三位某」のように官・位・姓名の順、官と位が相当しない場合は、位・官・姓名の順に書いた。また、位が高く官が低いときは...
い‐しょ【医書】
医学・医術に関する書物。医学書。
い‐しょ【異書】
1 同一の書でありながら、字句に多少違うところのある書物。異本。「—の校合(きょうごう)」 2 めずらしい書。珍本。 3 儒書に対して、道家の書。仙術などに関する不可思議なことを記した秘本。
い‐しょ【遺書】
1 死後のために書き残す文書や手紙。書き置き。遺言状。 2 後の世に残した書物。遺著。 3 方々に散りうせた書物。 [補説]書名別項。→遺書
い‐しょ【遺緒】
先人が残した事業。遺業。
い‐しょ【緯書】
中国、前漢末から後漢にかけて作られた書物。経書に対するもので、易緯・書緯・詩緯・礼緯・楽緯・春秋緯・孝経緯など多種がある。儒教の経義に関連させながら予言・禍福・吉凶などを説いたもの。後世、儒家の...
いしょ【遺書】
河内仙介の小説。昭和16年(1941)刊。翌昭和17年(1942)、成瀬巳喜男監督により「母は死なず」の題名で映画化。
い‐しょう【衣装/衣裳】
1 《上半身につける「衣(きぬ)」と下半身につける「裳(も)」の意から》着物。衣服。「馬子にも—」 2 儀式や祭りの場での、多く定式化された衣服。また、芸能で出演者のつける衣服。舞楽・能では、特...
い‐しょう【囲障】
法律で、隣り合った建物の所有者が敷地の境界の上に設けた塀・柵などの構築物のこと。「—設置権」
い‐しょう【称唯】
宮廷で、天皇に召された官人が口を覆って「おお」と応答すること。「高く—してまかり立ちて」〈愚管抄・三〉 [補説]「称唯」を「いしょう」と転倒して読むのは、「譲位」と音が似ているので、それを避けた...