とに‐かく
[副] 1 他の事柄は別問題としてという気持ちを表す。何はともあれ。いずれにしても。ともかく。「—話すだけ話してみよう」「間に合うかどうか、—行ってみよう」 2 (「…はとにかく」の形で)上の事...
とに‐かくに
[副] 1 何やかや。あれこれ。「—つけて、ものまめやかに後ろ見」〈源・帚木〉 2 それはさておき。いずれにせよ。「—君とわが仲よも尽きじ」〈仮・露殿・上〉
とにも‐かくにも
[副] 1 それはさておき。いずれにしても。とにかく。「—ここまでこぎつけた」 2 何やかやと。あれこれと。「—そらごと多き世なり」〈徒然・七三〉 [補説]「兎にも角にも」とも当てて書く。
とのさま‐しょうばい【殿様商売】
商品知識や客とのかけひきなど、もうけるための努力・工夫に気を使わない商い方を皮肉っていう語。「あんな—じゃ、いずれ倒産するよ」
と‐まれ
[副]《「ともあれ」の音変化》いずれにせよ。ともかく。「—この仕事を先にかたづける」
と‐も‐あれ
[副] 1 いずれにせよ。とにかく。とまれ。「—今年も無事に終わった」 2 (「…はともあれ」の形で)上の事柄は別にして、一応の判断を述べるときに用いる。さておき。ともかく。とにかく。「成績は—...
ともあれ‐かくもあれ
[連語]どうあろうと。いずれにせよ。「—夜の明けはてぬさきに御舟に奉れ」〈源・明石〉
トラピスト‐ワン【TRAPPIST-1】
《Transiting Planets and Planetesimals Small Telescope 1》太陽系から約40光年離れたみずがめ座の方角に位置する赤色矮星。木星とほぼ同じ大きさ...
どう‐せ
[副]《副詞「どう」+動詞「す」の命令形「せよ」の音変化から》 1 経過がどうであろうと、結果は明らかだと認める気持ちを表す語。いずれにせよ。結局は。「—勝つんだ、気楽にやろう」「—やるなら、は...
どっち‐つかず【何方付かず】
[名・形動]いずれとも定まらずに、中途半端なこと。また、そのさま。「—な(の)態度」