いっぱん‐ろん【一般論】
ある特定の、または個々の具体的な事柄を考えないで、広く全体を論じる議論。世間に広く認められると考えられる論。「—として述べる」
一斑(いっぱん)を見(み)て全豹(ぜんぴょう)を卜(ぼく)す
《「晋書」王献之伝から》物事の一部を見てその全体を推し量る。一斑を見て全豹を知る。
イッヒ‐ロマン【(ドイツ)Ich-Roman】
《イッヒは「私」の意》主人公が一人称で自身の体験や生活を語る形式の小説。19世紀初めのドイツ文学に流行した形式。ゲーテの「若きウェルテルの悩み」など。一人称小説。
いっ‐ぴ【一臂】
片方のひじ。片方の腕。転じて、わずかな力。少しの助力。「—の労をとる」
いっ‐ぴ【一日】
月の第1日。ついたち。いちにち。
いっ‐ぴき【一匹/一疋】
1 魚・虫・獣など一つ。→匹(ひき) 2 「一人」をぞんざいに、また強めていう語。「男—」 3 絹布2反。 4 銭の10文。
いっぴき‐おおかみ【一匹狼】
《群れを離れて1匹だけで生きている狼の意から》組織の力に頼らないで、自分の力だけで行動する人。「業界の—」
いっ‐ぴつ【一筆】
1 1本の筆。 2 墨継ぎをしないで一気に続けて書くこと。ひとふで。 3 簡単な手紙や文章を書くこと。また、その手紙や文章。「—認(したた)める」 4 土地登記簿上の一区画。→合筆(がっぴつ) ...
いっ‐ぴつ【溢泌】
⇒出液(しゅつえき)
いっぴつ‐が【一筆画】
紙から筆を離したり墨継ぎをしたりしないで、一続きの線で描いた絵。中国六朝時代、宋の陸探微(りくたんび)が始めたという。