いつのことわき【稜威言別】
記紀歌謡の注釈書。10巻・目安1巻。橘守部(たちばなもりべ)著。嘉永3年〜明治27年(1850〜1894)刊。記紀の歌謡183首を、年代順・天皇代別に分類し、詳しい注釈を加えたもの。
いつのちわき【稜威道別】
日本書紀の注釈書。12巻。橘守部(たちばなもりべ)著。天保15年(1844)成立。神武紀までを注釈。
いつの‐ぶとん【五幅布団】
表裏とも並幅の布を5枚縫い合わせて仕立てた布団。五布(いつぬの)布団。
何時(いつ)の程(ほど)にか
いつのまにか。また、いつごろか。「出でぬる人も、—と見えて」〈枕・三六〉
何時(いつ)の間(ま)に
(下を疑問の形にして)いつ。いつかわからないうちに。「—仕上げたのだろう」
何時(いつ)の間(ま)にか
わからないうちにある状態になるさま。いつとはなしに。「火は—消えていた」