しゅ‐しょう【殊勝】
[形動][文][ナリ] 1 とりわけすぐれているさま。格別。「相談したれど別に—なる分別も出でず」〈露伴・五重塔〉 2 心がけや行動などが感心なさま。けなげであるさま。「親に心配をかけまいとする...
じょう‐じ【常時】
普通の状態のとき。ふだん。平生(へいぜい)。いつも。副詞的にも用いる。「—の警戒」「—五名が待機する」
じょう‐ご【常語】
1 ふだん使っている言葉。話し言葉。「古語は…芭蕉一派が—との調和を試み十分に成功したる者」〈子規・俳人蕪村〉 2 いつもきまって言う言葉。常套(じょうとう)語。
じょう‐ざい【常在】
[名](スル)いつもそこに存在すること。「連絡員を—させる」
じょう‐きょ【常居】
いつもそこにいること。また、ふだん住んでいる所。
じょう‐きら【常綺羅】
いつもよい着物を着ていること。また、その着物。「毎(いつ)も—を張って贅沢に暮していた」〈魯庵・社会百面相〉
じょう‐き【定器/常器】
《「じょうぎ」とも》 1 日常用いる器。特に飯などを食べるのにいつも用いる椀(わん)など。御器(ごき)。「家内上下の—どもを、侍従誂へんといふを聞いて」〈咄・醒睡笑・六〉 2 飯などを盛って仏前...
じゅっ‐かく【熟客】
いつも来る客。なじみの客。じゅくかく。「—とともに来た無学の貴介子弟などは」〈鴎外・魚玄機〉
じょう【定】
[名] 1 それと決まっていること。また、いつもそうすること。「『ろおれんぞ』のいる方へ眼づかいをするが—であった」〈芥川・奉教人の死〉 2 確かなこと。真実。「嚊(かか)も嘗められたというが...
じょう‐い【常居】
家の中で、家族がいつもいる部屋。居間(いま)。