[名]
  1. それと決まっていること。また、いつもそうすること。

    1. 「『ろおれんぞ』のいる方へ眼づかいをするが—であった」〈芥川・奉教人の死〉

  1. 確かなこと。真実。

    1. 「嚊 (かか) も嘗められたというが—かや」〈逍遥・役の行者〉

  1. 修飾する語を受けて)その通りであること。「案の—」

  1. 仏語。精神集中して心を乱さないこと。三昧 (さんまい) 。禅定

  1. 弓の弦の中心を麻で巻いて太くし矢筈 (やはず) をかけるところ。さぐり。

  1. 限度範囲の意から転じて、接続助詞的に用いて)…であるものの。…とはいうものの。

    1. 小兵といふ—十二束三伏 (みつぶせ) 弓は強し」〈平家・一一〉

[副]必ず。きっと。
    1. 「—、千年万年の齢 (よはひ) をたもち」〈虎寛狂・松脂〉

てい

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