いつつ‐ぎぬ【五つ衣】
女房装束で、表衣(うわぎ)と単(ひとえ)との間に5枚の袿(うちき)を重ねて着ること。五つ重ね。
いつつじ‐どおり【五辻通り】
京都市上京区を東西に走る道路の呼び名。今出川通り北側の小路で、東の大宮通りから西の御前通りに至る。全長約1.2キロ。西端に北野天満宮がある。
いつつ‐どうぐ【五つ道具】
江戸時代の大名行列で、槍・打ち物・長柄傘・挟箱(はさみばこ)・袋入れ杖(つえ)の5種。「引き馬に—」〈浄・会稽山〉
いつつ‐の‐おしえ【五つの教え】
《「五教」を訓読みにした語》儒教で、人間として守るべき仁・義・礼・智(ち)・信の五つの徳目。五つの道。五常。
いつつ‐の‐かりもの【五つの借り物】
人間のはかない生命のこと。すべての物は地・水・火・風・空の五つから構成され、人間の肉体も死ねばこの五つに戻るという仏説からの語。
いつつのかんげんがっきょく【五つの管弦楽曲】
《原題、(ドイツ)5 Orchesterstücke》シェーンベルクの管弦楽曲。全5曲。1909年作曲。1922年、1949年改訂。後期ロマン派から無調音楽への移行期の作品であり、ベルクやウェー...
いつつ‐の‐くるま【五つの車】
「五車(ごしゃ)」を訓読みにした語。
いつつ‐の‐さわり【五つの障り】
「五障(ごしょう)」を訓読みにした語。
いつつのだんしょう【五つの断章】
《原題、(ドイツ)5 Sätze》⇒弦楽四重奏のための五つの断章
いつつ‐の‐にごり【五つの濁り】
「五濁(ごじょく)」を訓読みにした語。「—深き世になどて生まれ給ひけむ」〈源・蓬生〉