いとまきがた‐しゅうさ【糸巻(き)型収差】
⇒糸巻き型歪曲
いとまきがた‐わいきょく【糸巻(き)型歪曲】
カメラなどの光学系に生じる歪曲収差の一。画面周辺部の直線が内側に曲がるため、方眼面を撮影すると中心部に向かって糸巻きのような形に縮む。望遠レンズに生じやすい。糸巻き型収差。→樽型歪曲
いとまきのせいぼ【糸巻きの聖母】
《原題、(イタリア)Madonna dei Fusi》⇒糸車の聖母
いとまき‐の‐たち【糸巻の太刀】
柄(つか)と、鞘口(さやぐち)から帯取りの二の足金物あたりまでを平組の糸で巻いた太刀。
いとまき‐ひとで【糸巻海星】
イトマキヒトデ科のヒトデ。潮間帯の岩礁にすむ。腕の切れ込みが浅く、体はほぼ五角形で、直径8センチくらい。背面は青緑色で中央に橙赤色の斑紋があり、腹面は橙色。
いとまき‐ぼら【糸巻法螺】
イトマキボラ科の巻き貝。岩礁にすむ。貝殻は紡錘形で、殻高約15センチ。全体に褐色で、糸を巻いたようなすじがあり、螺層(らそう)の肩部がこぶ状にとがる。紀伊半島以南に分布。
いとまき‐ボール【糸巻(き)ボール】
ゴルフボールで、芯に糸ゴムを伸ばして巻きつけ、合成ゴムの薄い表皮をかぶせたもの。三重構造になるところからスリーピースともいう。
いとま‐ごい【暇乞い】
[名](スル) 1 別れを告げること。別れの言葉。「故郷に帰りますので—に参りました」 2 ひまをくれるように願い出ること。「主人に—する」
いと‐まさめ【糸柾目】
木材の柾目が、糸のように細くて密なもの。いとまさ。⇔粗柾目(あらまさめ)。
いとま‐ぶみ【暇文】
1 休暇または辞職を願う文書。「太政大臣、—出だして参り給はず」〈宇津保・国譲下〉 2 離縁状。