いと【幼】
[名]《近世上方語》幼児。男女の区別なく用いたが、後期には女児をさすようになった。「お生まれなされた—様(=男児)の」〈浄・布引滝〉 「向かひの嬶(かか)や隣の—(=女児)なぞ対手(あひて)に...
いと【糸】
1 天然、または人造の繊維を細長く引きのばしてよりをかけたもの。織物糸・縫い糸・編み物糸など。「—をつむぐ」 2 細長く1のようになっているもの。「クモの—」 3 琴または三味線などの弦楽器の弦...
いと【伊都/怡土】
⇒伊都国(いとのくに)
い‐と【異図】
謀反(むほん)の心。異心。
い‐と【意図】
[名](スル) 1 何かをしようとすること。「早期開催を—する」 2 何かをしようと考えている事柄。おもわく。もくろみ。「相手の—をくむ」
いと【意図】
〔何かをしようとする意志〕an intention ((to do; of doing)),intent(▼やや形式ばった語);〔目的〕a purpose…しようと意図する be going t...
いと【意図】
intention;aim [objective, purpose]《目的》;motive《動機》
いと【糸】
1〔縫い糸〕(a) thread;〔太い糸〕(a) string;〔織り糸,編み糸〕yarn針に糸を通すthread a needle糸をつむぐspin thread [yarn]糸が切れたTh...
いとう【以東】
神戸以東の港Kobe and ports east (of it)静岡以東は雨だIt is raining in Shizuoka Prefecture and eastward.
いとう【×厭う】
1〔いやがる〕どんな仕事もいといませんI don't mind doing any job.寒風をいとわず彼は毎朝ジョギングをするHe jogs every morning, 「not mind...
いと【意図】
[共通する意味] ★あることをしよう、ある状態にしようなどと心の中で考えること。また、その企て。[英] an intention[使い方]〔意図〕スル▽意図したとおりの効果が出る▽相手の意図を知...
いと【糸】
[意味] 繊維を合わせ細く長く伸ばし、よりをかけて作ったもの。[英] thread[使い方]〔糸〕▽糸をつむぐ▽針に糸を通す[関連語]◆(綿糸) 木綿の糸。綿織物に用いる。◆(絹糸) 絹の糸。絹...
いとう【厭う】
[共通する意味] ★いやだと思って避けようとする。[英] to dislike; to hate[使い方]〔嫌う〕(ワ五)▽だれからも嫌われる▽体を動かすことを嫌う〔憎む〕(マ五)▽世の不正を憎...
いとおしい
[共通する意味] ★非常にかわいらしい。[英] lovely; sweet[使い方]〔いとおしい〕(形)▽抱き締めたくなるほどいとおしく思う▽年がいって生まれた子は格別にいとおしい〔いとしい〕(...
いとおしむ
[共通する意味] ★愛情をもって大切にする。[英] to love[使い方]〔かわいがる〕(ラ五)▽末っ子をかわいがる▽猫をかわいがる〔慈しむ〕(マ五)▽慈しんできた一人娘▽わが子のように慈しむ...
いとう‐いっとうさい【伊藤一刀斎】
近世初期の剣客。生国は伊豆のほか諸説がある。名は景久。鐘巻自斎に師事し、のちに一刀流剣法を創始したといわれる。生没年未詳。
いとう‐えいのすけ【伊藤永之介】
[1903〜1959]小説家。秋田の生まれ。本名、栄之助。東北の貧しい農民の生活を共感を込めて描き、独自の農民文学を開拓。作「梟」「鶯」「警察日記」など。
いとう‐きさく【伊藤熹朔】
[1899〜1967]舞台美術家。東京の生まれ。築地小劇場以来、新劇を中心に舞台美術や映画美術を数多く手がけ、写実的装置を得意とした。舞踊家伊藤道郎の弟、演出家千田是也の兄。
いとう‐きよし【伊藤清】
[1915〜2008]数学者。三重の生まれ。京大・学習院大教授。京大数理解析研究所所長を務めた。確率過程を研究。予測が難しい微粒子の動きを表す「伊藤の公式」とよばれる確率微分方程式は、金融工学に...
いとう‐けいいち【伊藤桂一】
[1917〜2016]小説家・詩人。三重の生まれ。中国での軍隊生活を生かした戦記ものを叙事詩的な手法で描く。「蛍の河」で直木賞受賞。他に「悲しき戦記」「静かなノモンハン」「月下の剣法者」など。芸...