みょう‐もく【名目】
１ 「めいもく（名目）」に同じ。「—こそ大学ですけれども」〈魯庵・社会百面相〉 ２ 習慣などによる読み癖。「射礼」を「じゃらい」、「笏」を「シャク」などと読む類。名目読み。
み‐よ・い【見好い／見良い】
［形］［文］みよ・し［ク］ １ 見た感じがよい。「夫婦げんかは—・いものではない」 ２ 見やすい。「ここからのほうが—・い」
見(み)ぬが花(はな)
物事はまだ見ないで、どんなだろうと想像しているうちがよいものであるということ。
み‐まか・る【身罷る】
［動ラ五（四）］《身が現世から罷(まか)る意》死ぬ。特に、中古では、自己側の者の死の謙譲語。「安らかに—・る」「いもうとの—・りにける時よみける」〈古今・哀傷・詞書〉
見(み)ぬ物(もの)清(きよ)し
《「見ぬ事清し」とも》実際に見たら気になるものも、見なければ平気でいられる。見なければ、汚いものも汚く感じることはない。
みみ‐くじり【耳抉り】
東北地方で、5月5日に牛尾菜(しおで)や山芋(やまいも)を耳に当て、耳の穴をほるまねをする風習。耳がよく聞こえるようになるという。
み‐な・す【見做す／看做す】
［動サ五（四）］ １ 仮にそうと見る。そうでないものをそうとする。仮定する。「雪を花と—・す」 ２ 判断してそうと決める。「返事のない者は欠席と—・す」 ３ 法律で、ある事物と性質の異なる他の事...
ミスマッチ【mismatch】
釣り合わないこと。また、釣り合わないものどうしを意図的に組み合わせること。「内容とデザインとの—」「—感覚」
みだれ‐ぐら【乱れ鞍】
馬の鞍で、前輪(まえわ)・後輪(しずわ)に居木(いぎ)を結びつけていないもの。
みちとせ‐の‐もも【三千歳の桃／三千年の桃】
漢の武帝が西王母(せいおうぼ)からもらったという、三千年に一度花が咲いて実を結ぶという不老長寿の桃。非常に珍しく、まためでたいもののたとえにもいう。西王母が桃。
