みだれ‐ごい【乱れ恋】
あれこれと思い乱れる恋。「山菅の—のみせしめつつ逢はぬ妹(いも)かも年は経につつ」〈万・二四七四〉
みつ・る【羸る】
[動ラ下二]やつれる。疲れはてる。「かぐはしき花橘(はなたちばな)を玉に貫(ぬ)き送らむ妹(いも)は—・れてもあるか」〈万・一九六七〉
ミナクシ‐じいん【ミナクシ寺院】
《Meenakshi Temple》インド南部、タミルナドゥ州の都市マドゥライにあるヒンズー教寺院。17世紀、ナヤク王国のティルマーラ=ナヤクにより建立。ミナクシ女神と夫シバ神を祭る。東西南北を...
み‐と【水門/水戸】
1 水量調節のため水の取り入れ口に設ける門。すいもん。 2 水の出入り口。内海と外海の境をなしている狭いところ。また、大河の河口。みなと。「この—をわたりぬ」〈土佐〉
メタ【meta】
《間に、変化して、後退して、などの意のギリシャ語から》 1 ベンゼン環の二つの置換基の位置が一位および三位にあること。→オルト →パラ 2 酸素酸のうち、水和の程度の低いもの。メタ酸。 3 他の...
めっ‐ぽう【滅法】
[名]仏語。 1 因縁によって生じたのではないもの。無為法。 2 涅槃(ねはん)のこと。
[形動][文][ナリ]道理にはずれるさま。常識を超えているさま。「是豈—なる間違いにあらずや」〈逍遥...
ゆ
[助動][え|え|ゆ|ゆる|ゆれ|○]《上代語》四段・ナ変・ラ変動詞の未然形に付く。 1 受け身の意を表す。…れる。「手束杖腰にたがねてか行けば人に厭(いと)はえかく行けば人に憎まえ」〈万・八〇...
やき‐なお・す【焼(き)直す】
[動サ五(四)] 1 一度焼いたものを再び焼く。「生焼けの魚を—・す」 2 すでにある作品などに手を入れて新しいもののようにする。「アイデアにつまって旧作を—・す」
焼(や)け野(の)の鴉(からす)
もともと色の黒いものがさらに黒く見えることのたとえ。
やけ‐ざけ【自棄酒】
やけになって前後の見さかいもなく飲む酒。「—をあおる」