ゼロぼうちょう‐ガラス【ゼロ膨張ガラス】
温度変化による膨張・収縮が極めて小さいガラス。膨張率が異なる材料を混合することで、特に常温付近でほとんど変形が生じないものをさす。VLTやTMTといった超大型望遠鏡の反射鏡として用いられる。極低...
ぜんあく‐むき【善悪無記】
すべてのものの性質を分類し、善と、悪と、善でも悪でもないものの三つとしたもの。三性(さんしょう)。
せん‐こう【浅香】
香木の一。沈香(じんこう)の若木で、材質は白く粗いもの。
せん‐けい【線形/線型】
1 線のように細長い形。 2 葉や花びらなどの形で、幅が狭く細長いもの。シュンランの葉など。 3 数学で、一次式で表される関係。リニア。
せん‐ぴょう【選評】
多くの作品の中からよいものを選んで、その批評をすること。また、その批評。
そ‐いつ【其奴】
[代]《「そやつ」の音変化》 1 三人称の人代名詞。相手に近い人、または話題の人をぞんざいにいう語。「—はだれだ」 2 中称の指示代名詞。相手に近いもの、または話題のものをぞんざいにいう語。「—...
芹(せり)摘(つ)・む
《平安時代に慣用された歌語。宮中の庭掃除の男が、芹を食べる后を御簾(みす)の隙から見て思いを寄せ、芹を摘んでは御簾の辺りに置くが、そのかいもなく、ついに焦がれ死にしたという故事から》思いが通じな...
そうぼうてき‐ちかく【相貌的知覚】
生命のないものにも人間と同様な感情があり、表情があると感じること。太陽が笑ったり、月が悲しげにうなだれたりしていると感じるなど。
そう‐ゆう【総有】
共同所有の一形態で、最も団体的色彩の強いもの。財産の管理・処分などの権能は共同体に属し、その使用・収益の権能のみ各共同体員に属する。入会(いりあい)権など。→共有 →合有
そうもくこくど‐しっかいじょうぶつ【草木国土悉皆成仏】
仏語。草木や国土のように心をもたないものでさえ、ことごとく仏性があるから、成仏するということ。