ざくろ‐いし【石榴石】
マグネシウム・鉄・マンガン・カルシウム・アルミニウムなどを含む珪酸塩(けいさんえん)鉱物。変成岩中に多い。12面体結晶が普通。等軸晶系。色は黄・赤・黒・褐色などで、主に研磨材に利用し、美しいもの...
さげ‐ばり【下げ針】
糸でつり下げた針。弓の的としてきわめて小さいもの。「弓は三人ばり、矢束(やづか)は十三束(ぞく)、—をも射んと思ふ者なりけり」〈保元・中〉
さぎ‐あし【鷺足】
1 鷺のように、足を高く上げて静かに歩くこと。ぬきあし。 2 田楽の道具で、1本の棒の中程に横木のあるもの。横木に両足をのせて跳びはねる。また、その演技や舞。高足(たかあし)。 3 竹馬(たけう...
さざえ‐どう【栄螺堂】
内部の階段がサザエの殻のように螺旋(らせん)状になっている堂。福島県会津若松市の飯盛山(いいもりやま)などにある。
さき‐わい【幸ひ】
さいわい。幸福。幸運。「—のいかなる人か黒髪の白くなるまで妹(いも)が声を聞く」〈万・一四一一〉
さき【先/前】
1 元から遠い、突き出ている部分。先端。突端。「岬の—」「針の—で突く」「鼻の—」 2 長いものの末端。はし。「ひもの—」 3 続いているものなどの一番はじめ。先頭。「列の—」「みんなの—に立っ...
さい‐もつ【済物】
荘園制時代、みつぎものとして納めた地方の産物。せいもつ。なりもの。
さい‐もん【祭文】
1 祭りの際に、神にささげる祝詞(のりと)。中世以降、山伏修験者によって芸能化され、近世には、門付け芸に移っていった。さいぶん。 2 歌祭文(うたざいもん)のこと。 3 「祭文語り」の略。→歌祭...
サイレント‐ストーン【silent stone】
胆嚢(たんのう)結石、あるいは腎(じん)・尿路結石があっても、何の症状も呈さないもの。
さいもん‐ぶし【祭文節】
⇒歌祭文(うたざいもん)