ささ‐みみ【笹耳】
陶磁器の茶入れ・花入れなどの、笹の葉の形をした耳。または、耳の小さいもの。
クエバ‐デ‐ラスマノス【Cueva de las Manos】
アルゼンチン南部、サンタクルス州にある洞窟。ブエノスアイレス湖(ヘネラルカレーラ湖)の東方の町ペリトモレノの南東約70キロメートル、ピントゥーラス川が刻む渓谷に位置する。人の手形や動物、幾何学図...
くき【岫】
1 山の洞穴。「骨(かばね)、巌(いはほ)の—に積みたり」〈欽明紀〉 2 山の峰。「玉釧(たまくしろ)まき寝し妹(いも)を月も経ず置きてや越えむこの山の—」〈万・三一四八〉
くがい‐にん【公界人】
「公界者(くがいもの)」に同じ。「会うて一礼言ひたしとは思せども、遊君は—」〈浄・扇八景〉
草(くさ)結(むす)・ぶ
1 草と草を結び合わせ、そこに霊魂をこめて、互いの心が永久に離れないように祈ったり、旅の安全・幸運などを願ったりする。「妹(いも)が門(かど)行き過ぎかねて—・ぶ風吹き解くなまたかへりみむ」〈万...
くう‐げ【空華/空花】
仏語。煩悩(ぼんのう)にとらわれた人が、本来実在しないものをあるかのように思ってそれにとらわれること。病みかすんだ目で虚空を見ると花があるように見えることにたとえたもの。
臭(くさ)い物(もの)に蠅(はえ)がたかる
臭いものに蠅が集まるように、悪い者どうしは寄り集まるものであるというたとえ。
クエーサー【quasar】
X線・光・赤外線など膨大なエネルギーを放出しスペクトルが著しく赤偏する天体。数十億光年以上遠くにあり、星のように見える。1963年に強い電波を出す天体として発見されたが、電波の弱いものもある。準...
くい‐さが・る【食(い)下(が)る】
[動ラ五(四)] 1 食いついてぶら下がる。食いついて離れないでいる。「尻尾には最前の黒いものが…—・って居る」〈漱石・吾輩は猫である〉 2 強い相手に粘り強く立ち向かい、どこまでも争う。粘り強...
くず【屑】
1 物のかけらや切れ端などで役に立たないもの。「糸—」「裁ち—」 2 いい部分を取ったあとの残りかす。「—米」「売れ残りの—」 3 役に立たない人のたとえ。「人間の—」 →塵(ごみ)[用法]