い・れる【煎れる/炒れる/熬れる】
[動ラ下一] 1 いられている。いりあがる。「豆が—・れる」 2 いらいらする。じれる。「傍ではらはらするほど、気が—・れて話がこじくれて来た」〈秋声・足迹〉
いら‐つ・く【苛つく】
[動カ五(四)]思うようにならず、いらいらする。「仕事がはかどらず—・く」
いら・つ【苛つ】
[動タ五(四)]気持ちが落ち着かなくいらいらする。いらだつ。「待ちかねて気を—・ちながら」〈二葉亭訳・めぐりあひ〉 [動タ下二]物事を早くするようにせきたてる。「下り候へ、と—・てけれども」...
こころ‐もとな・い【心許無い】
[形][文]こころもとな・し[ク] 1 頼りなく不安で、心が落ち着かないさま。気がかりだ。「子供たちだけでは—・い」「古い木橋で—・い」 2 待ち遠しくていらいらするさま。じれったい。「宵過ぐる...
しょう‐りょ【焦慮】
[名](スル)あせっていらだつこと。いらいらと気をもむこと。また、その気持ち。焦心。「—に駆られる」「事業の不振に—する」
やき‐もき
[副](スル)あれこれと気をもんでいらいらするさま。「まにあうかどうか—する」
ふっ‐とば・す【吹っ飛ばす】
[動サ五(四)]《「ふきとばす」の音変化》 1 勢いよく吹いて飛ばす。「強風が瓦(かわら)を—・す」 2 悩みや悲しみなどを思いきりよく取り去る。ぶっとばす。「いらいらを—・す」 3 非常に速く...
まどろっ‐こ・い
[形]することがのろいので、いらいらするさま。まどろこい。まどろこしい。まどろっこしい。「—・くて見ていられない」 [派生]まどろっこさ[名]
ふん‐まん【憤懣/忿懣】
怒りが発散できずいらいらすること。腹が立ってどうにもがまんできない気持ち。「—やるかたない」「—をぶつける」
むしゃ‐くしゃ
[副](スル) 1 いらいらして気分が晴れないさま。「嫌なことばかりで—(と)する」 2 頭髪やひげなどが乱れているさま。もじゃもじゃ。「—と垂れた白髪まじりの髪は」〈中勘助・犬〉 [名]気...