まん‐のう【万能】
[名・形動] 1 多くの技能。さまざまな能力。「—足って一心足らず」 2 いろいろのことに巧みなこと。また、そのさま。ばんのう。「こなたは—な御方でござるに依って」〈虎寛狂・八幡の前〉 3 農具...
まわり‐どうろう【回り灯籠】
外枠に薄紙や布を張り、内側にいろいろな形を切り抜いた円筒を立て、中心にろうそくを立てた灯籠。ろうそくに火をともすと、その火気で円筒が回り、外枠に影絵が映って回転して見える。走馬灯(そうまとう)。...
まん‐まん【万万】
[副] 1 種々さまざま。いろいろ。「たとひ—の事あるとも」〈幸若・和田酒盛〉 2 すべて。いっさい。「—千世めが悪いになされませ」〈浄・宵庚申〉
まそ‐かがみ【真澄鏡/真十鏡】
《「まそ」は「ますみ」の音変化、または、ととのっているものの意という》 [名]鏡をほめていう語。立派な鏡、また、よく澄んだ鏡。「—手に取り持ちて朝(あさ)な朝(さ)な見れども君は飽くこともなし...
み‐き・く【見聞く】
[動カ五(四)]見たり聞いたりする。見聞する。「いろいろ—・くに恐ろしい事件だ」
まめ‐ざいく【豆細工】
竹ひごを大豆に刺してつなぎ、いろいろな形を作る工作。
まぜ‐こぜ
[名・形動]いろいろな種類のものを無秩序に取りまぜること。また、そのさま。ごちゃまぜ。「—に本を並べる」「話を—にするな」
み‐とり【見取り】
1 見取ること。見て知ること。また、見て写し取ること。「—芸(=見て覚えた芸)」 2 (「看取り」とも書く)病人のそばにいて、いろいろと世話をすること。看病。また、その人の臨終に付き添うこと。「...
マクラメ‐レース
《(和)macramé(フランス)+lace》《マクラメはもとアラビア語で飾り房の意》手芸の一。ひもや糸などを結び合わせながらいろいろな幾何学的模様を作るもの。袋物やベルト・テーブルクロスなどに...
まがな‐すきがな【間がな隙がな】
[副]《「がな」はもと助詞で、漠然と示す意を表す。特定しない「間」「隙」の意から》ひまさえあればいつでも。しょっちゅう。ひっきりなしに。「嫂(あによめ)が—種々(いろいろ)なことを言うので」〈左...