いわ‐く【曰く】
《の名詞化。「実は」と打ち明けるべき内容の意》隠れた事情や理由。「—のありそうな古時計」 《「い(言)う」のク語法》(副詞的に用いて)言うことには。「古人—」「かぐや姫の—、なんでふ去るこ...
いわ・く【結く】
[動カ五(四)]「いわえる」に同じ。「乃公(おれ)が舐(な)めて遣ったり、—・いて遣ったり」〈紅葉・多情多恨〉 [可能]いわける
いわ・く【稚く】
[動カ下二]子供じみている。幼稚な振る舞いをする。「—・けたる遊び戯れに心入れたるわらはべの有様など」〈源・若菜上〉 [補説]歴史的仮名遣いは「いわく」か「いはく」か未詳。
曰(いわ)く言(い)い難(がた)し
《「孟子」公孫丑上から》簡単には説明できない。何とも言いようがない。
いわく‐いんねん【曰く因縁】
深いわけ。こみいった事情。「突然の両社の合併には—がありそうだ」
いわ‐くえ【岩崩え】
《「くえ」は動詞「く(崩)ゆ」の連用形》岩が崩れること。また、崩れた所。「鎌倉の見越(みごし)の崎の—の君が悔ゆべき心は持たじ」〈万・三三六五〉
いわく‐つき【曰く付き】
1 何かよくないいきさつやこみいった事情のあること。また、そういうもの。「—の絵」 2 よくない前歴があること。「—の選手」
いわくに【岩国】
山口県東部の市。瀬戸内海に面する。もと吉川(きっかわ)氏の城下町、明治以後は繊維工業地として発展。臨海地帯は第二次大戦後、石油化学コンビナートが成立。錦川に錦帯橋が架かる。天然記念物シロヘビの生...
いわくにきんたいきょう‐くうこう【岩国錦帯橋空港】
岩国空港(岩国飛行場)の愛称。
いわくに‐し【岩国市】
⇒岩国