いわ‐とこ【石床/磐床】
平たい岩。床のような形の岩。また、それがある場所。「岩が根のこごしき道の—の根延(ねば)へる門(かど)に」〈万・三三二九〉
いわ‐とび【岩飛び】
1 高い岩の上から深い水中に飛び込むこと。また、それを見世物にする人。 2 日本水泳神伝流の飛び込み術の一。高い岩などの上から直立の姿勢で水面に直角に水に入る技。
いわとび‐ペンギン【岩飛びペンギン】
ペンギン科の鳥。全長約60センチ。目の上に黄色の飾り羽をもつ。フォークランド諸島など南半球の冷海で繁殖。急峻(きゅうしゅん)な岩場を飛びはねて移動する。
いわとやま‐こふん【岩戸山古墳】
福岡県八女(やめ)市吉田にある前方後円墳。全長約135メートル。多数の石人・石馬などが並べられていた。6世紀に大和朝廷に敵対した磐井(いわい)の墓と推定されている。→磐井の乱
いわ‐な【岩魚/嘉魚】
サケ科イワナ属の淡水魚。山間の渓流にすむ。日本産淡水魚の中で最も冷たい水を好み、ヤマメよりさらに上流にいる。全長約30センチ、暗褐色で多くの小朱点があり、体側に小判形の横斑が出る。美味。きりくち...
言(い)わないことではな・い
そうなると、あらかじめ言っておいたのに、それ見たことか。自分の助言を無視してしくじった人を非難していう言葉。言わんこっちゃない。
いわなが‐ひめ【磐長姫/石長比売】
日本神話にみえる女神。長寿をつかさどる。大山祇神(おおやまつみのかみ)の娘で、妹の木花開耶姫(このはなのさくやびめ)とともに天孫瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)に献上されたが、容姿が醜いために返された。
いわ‐なし【岩梨】
ツツジ科の常緑小低木。山地に生える。茎は地をはい、葉は長楕円形。早春、淡紅色で釣鐘形の花が数個集まって咲く。実は扁球形で、夏に白く熟し、食べられる。《季 実=夏 花=春》
いわ‐なみ【岩波】
岩に寄せる波。「きぶね川玉ちる瀬々の—に氷を砕く秋の夜の月」〈千載・神祇〉
いわなみしょうねんぶんこ【岩波少年文庫】
岩波書店が出版する小中学生向け文学叢書(そうしょ)。昭和25年(1950)創刊。海外や国内文学の名作を翻訳・紹介しており、「あしながおじさん」「クリスマスキャロル」「星の王子さま」「冒険者たち」...