うかがい【伺(い)】
1 目上の人などに指示を仰ぐこと。「進退—」 2 神仏のお告げを願うこと。 3 「問うこと」「訪問すること」「聞くこと」の意の、その相手を敬って用いる謙譲語。「御機嫌—」
うかがい‐あし【窺ひ足】
抜き足差し足でこっそり歩くこと。忍び足。「表の方には六蔵が戻りかかって、—」〈浄・矢口渡〉
うかがい‐しょ【伺(い)書】
指示や意見を示してもらうために差し出す文書。
うかがい‐し・る【窺い知る】
[動ラ五(四)]すでにわかっていることをもとにして推測し、そのあらましを知る。だいたいの見当をつける。「表情から自信のほどを—・る」「—・れない内情」
うかがい‐ぼん【伺(い)本】
もと検閲のために役所に差し出した本。特に芝居では、上演1週間前に提出した正副2通の台本をいう。第二次大戦後廃止。上げ本。
伺(うかが)いを立(た)・てる
1 神仏に祈ってお告げを願う。 2 目上の人などに指示を仰ぐ。
うかが・う【伺う】
[動ワ五(ハ四)]《「窺う」と同語源。目上の人のようすをうかがいみる意から、その動作の相手を敬う謙譲語となる》 1 「聞く」の謙譲語。拝聴する。お聞きする。「おうわさはかねがね—・っております」...
うかが・う【窺う】
[動ワ五(ハ四)] 1 すきまなどから、ひそかにのぞいて見る。「鍵穴から中を—・う」 2 ひそかにようすを探り調べる。「顔色を—・う」「ライバル会社の動きを—・う」 3 一部分から全体を推し量っ...