うす‐はた【薄機/薄繒】
「薄物1」に同じ。「佐保姫の織りかけさらす—の霞たちきる春の野辺かな」〈古今六帖・五〉
うす‐はないろ【薄花色】
薄い藍色。薄縹(うすはなだ)。
うす‐はなざくら【薄花桜】
1 色の薄い桜の花。「紅の—匂はずはみな白雲と見てや過ぎまし」〈詞花・春〉 2 薄い桜色。「当世顔はすこし丸く、色は—にして」〈浮・一代女・一〉 3 薄い藍色。→薄花色 4 襲(かさね)の色目の...
うすはな‐ぞめ【薄花染(め)】
薄花色に染めること。また、そのもの。
うす‐はなだ【薄縹】
薄い縹色。薄花色。
うす‐はり【薄玻璃】
《「玻璃」はガラスの異称》薄くつくったガラス。
うす‐ば【臼歯】
1 奥歯。きゅうし。 2 すり減って臼のような形になった老人の歯。〈和名抄〉
うす‐ば【薄刃】
刃物の刃の薄いもの。特に、刃の薄い包丁。→薄刃包丁
うす‐ばか【薄馬鹿】
[名・形動]なんとなく馬鹿に見えること。また、そのさまや、そういう人。
うすば‐かげろう【薄翅蜉蝣】
脈翅(みゃくし)目ウスバカゲロウ科の昆虫。体長約3.5センチでトンボに似るが、飛び方は弱々しい。触角は太く目立つ。翅(はね)は透明で柔らかく、網状の脈がある。6〜10月に羽化。幼虫は、蟻地獄(あ...