うす‐ぎぬ【薄衣】
薄い着物。うすごろも。「かの脱ぎ滑(すべ)したると見ゆる—を取りて」〈源・空蝉〉
うす‐ぎぬ【薄絹/薄帛】
平絹・紗(しゃ)・絽(ろ)などのように、生地の薄い絹。→厚絹
うす‐ぎり【薄切り】
薄く切ること。また、薄く切ったもの。「—のハム」⇔厚切り。
うす‐ぎり【薄霧】
薄くかかった霧。《季 秋》
ウスクダラ【Üsküdar】
⇒ウスクダル
ウスクダル【Üsküdar】
トルコ北西部、イスタンブールのボスポラス海峡東岸の地区。クリミア戦争中、ナイチンゲールが活躍した地。旧称スクタリ。ウスクダラ。ユスキュダル。
うす‐くち【薄口】
1 吸い物・煮物などの味の薄いもの。⇔濃い口。 2 「薄口醤油」の略。 3 土瓶・ちょこなどの薄手のもの。「—の茶碗」
うすくち‐しょうゆ【薄口醤油】
色が薄い醤油。そのわりに塩分はやや濃い。関西風料理で多く用いる。
うす‐くらがり【薄暗がり】
少し暗いこと。また、その場所。「—に身をひそめる」
うす‐くれない【薄紅】
薄い紅色。淡紅。