うず・む【埋む】
[動マ五(四)] 1 うずめる。うめる。「(煙草盆ニ)火が—・んであって」〈梶井・城のある町にて〉 「山はくづれて河を—・み」〈方丈記〉 2 気をめいらせる。物思いに沈ませる。「思ひやるながめ...
うずむし‐るい【渦虫類】
渦虫綱に属する扁形動物の総称。体は楕円形・ひも形などで背腹は平たく、軟らかい。表面は繊毛に覆われる。口は腹面の中央近くにあり、肛門はない。肉食性。ナミウズムシ・ツノヒラムシ・クロイロコウガイビルなど。
うず・める【埋める】
[動マ下一][文]うづ・む[マ下二]《四段活用の「うづむ」が変化して、室町時代ごろから用いられた》 1 土の中などに物を入れ込んで外から見えないようにする。うめる。「金塊を—・める」 2 物に覆...
うずも・る【埋もる】
[動ラ下二]「うずもれる」の文語形。
うずもれたはる【埋れた春】
秋田雨雀の戯曲。明治45年(1912)、雑誌「早稲田文学」に発表。全2幕。大正3年(1914)、美術劇場により初演。
うずもれたみなと【埋もれた港】
《原題、(イタリア)Il Porto Sepolto》イタリアの詩人、ウンガレッティの処女詩集。第一次大戦の従軍中に書きためた作品を、1916年、私家版で80部のみ印刷・配布したもの。
うずも・れる【埋もれる】
[動ラ下一][文]うづも・る[ラ下二] 1 覆われて外から見えなくなる。うずまっている。うもれる。「豪雪に—・れた村々」 2 物や人などで場所がいっぱいになる。「会場が聴衆で—・れる」 3 世の...
うずら【鶉】
1 キジ科の鳥。全長約20センチ、体は丸く尾は短い。全体に茶色で、黄白色の縦斑と黒斑とがある。草原にすみ、地上を歩き回る。ユーラシア・北アフリカに分布。古くは鳴き声を楽しむために飼育された。肉・...
うずら‐あわせ【鶉合(わ)せ】
飼っているウズラを持ち寄って、鳴き声の優劣を競う遊び。《季 秋》
うず‐らい【渦雷】
⇒からい(渦雷)