うち‐むらさき【内紫】
1 マルスダレガイ科の二枚貝。殻はハマグリに似て、表面に輪脈が多く、黄白色で、内面は暗紫色。外套膜の跡が天の橋立に似るとされ、橋立貝(はしだてがい)ともいう。食用。むらさきがい。おおあさり。 2...
うち‐む・る【打ち群る】
[動ラ下二]群がる。集まる。「馬並(な)めて—・れ越え来(き)今見つる吉野の川をいつ還り見む」〈万・一七二〇〉
うちむろ‐づくり【内室造(り)】
天井を張らず、屋根裏を見せたままの造りの家。
うち‐め【打ち目/擣ち目】
絹などを砧(きぬた)で打ったあとの光沢の出ぐあい。「紅の色、—など、輝くばかりぞ見ゆる」〈枕・八三〉
うち‐もうこ【内蒙古】
⇒ないもうこ(内蒙古)
うち‐もの【打(ち)物】
1 雅楽で使う打楽器。羯鼓(かっこ)・三の鼓(つづみ)・太鼓・鉦鼓(しょうこ)など。 2 刀剣・薙刀(なぎなた)などの、打ち合って戦うための武器。 3 打ち鍛えたり、打って延ばしたりして作った金...
うちもの‐し【打(ち)物師】
金属を打って器物を作る職人。
うちもの‐わざ【打ち物業】
刀・槍などで打ち合い、戦うこと。「—にてかなふまじ、組んで力の勝負せん」〈謡・烏帽子折〉
うち‐もも【内股/内腿】
ももの内側。うちまた。
うち‐もら・す【討(ち)漏らす】
[動サ五(四)]討ち取ることができず逃がしてしまう。「敵将を—・す」