うち‐うら【内浦】
海または湖水が陸地に入り込んでいる所。
うち‐うら【内裏】
1 内輪(うちわ)。内緒。「—の事情に通じない正雄の母は」〈小山内・大川端〉 2 着物などの裏につける布。
うちうら‐わん【内浦湾】
北海道南西部、渡島(おしま)半島の東側にある湾。湾口に室蘭港がある。噴火湾。
うち‐えだ【打(ち)枝】
1 金属製の造花の枝。広蓋(ひろぶた)にのせた小袖(こそで)などの押さえに用いる道具。打ち置き。 2 「枝打ち」に同じ。
うち‐え・む【打ち笑む】
[動マ五(四)]にっこりと笑う。「打ち見やりて時頼莞爾(につこ)と—・み」〈樗牛・滝口入道〉
うち‐お【打(ち)緒】
⇒打ち紐(ひも)
うち‐おおい【打(ち)覆い】
1 入棺までの間、死者にかぶせておく生前の着物。また、棺を包む白布。 2 仮に造った簡単な屋根。「—を葺(ふ)きて、継ぎめごとにかけがねを掛けたり」〈方丈記〉
うち‐おお・う【打ち覆ふ/打ち被ふ】
[動ハ四]上にかぶせる。「月の漏り来て稚児(ちご)の顔にあたりたるが、いとゆゆしく覚ゆれば、袖を—・ひて」〈更級〉
うち‐おき【打(ち)置き】
⇒打ち枝1
うち‐お・く【打ち置く】
[動カ四] 1 物などをちょっと置く。「御硯の蓋に、小さき松ども—・きつつ」〈夜の寝覚・三〉 2 物事をそのままの状態にしておく。ほうっておく。「しさしたることの今日過ぐすまじきを—・きて」〈枕...