あげ‐ち【上知/上地】
江戸時代、幕府や藩が知行(ちぎょう)地を没収すること。また、その土地。あがり地。じょうち。
あこめ【衵/袙】
1 中古の男子の中着。束帯のときは下襲(したがさね)と単(ひとえ)との間に、衣冠・直衣(のうし)のときには袍(ほう)・直衣と単との間に着用した。打衣(うちぎぬ)。 2 女子の中着。表着(うわぎ)...
あこめ‐すがた【衵姿】
女児が表衣(うえのきぬ)を着ないで衵だけを着ている姿。「童(わらはべ)など、をかしき—うちとけて」〈源・野分〉
あさ‐がた【朝方】
朝のうち。朝のあいだ。早朝のころ。「—の雨」「—地震があった」
あさくさあかおびかい【浅草赤帯会】
川端康成の小説「浅草紅団」のうち、昭和5年(1930)「新潮」誌に掲載された部分の、発表当初の題名。
あさ‐すず【朝涼】
夏、朝のうちの涼しいこと。また、その時分。《季 夏》「—や肌すべらして脱ぐ寝間着/草城」
あさ‐つき【浅葱/糸葱】
1 ヒガンバナ科の多年草。地下茎はラッキョウに似る。葉は淡緑色の筒状でネギに似る。食用として栽培。せんぼんわけぎ。せんぶき。《季 春》「—よ香をなつかしみ妹が里/紫里」 2 葉ネギを若いうちに収...
あさ‐どり【朝採り】
農作物を朝に収穫し、その日のうちに店頭に並べて売ること。また、そのような農作物。「—野菜」
あさ‐の‐ちゃじ【朝の茶事】
茶の湯で、茶事七式の一。盛夏の朝の涼しいうちに催す茶会。朝会。朝茶。
あさ‐の‐ま【朝の間】
朝のうち。あさま。