たい‐こん【胎金】
《「たいごん」とも》胎蔵界と金剛界。胎金両部(りょうぶ)。金胎。
たい‐じょう【怠状】
[名](スル) 1 平安後期から鎌倉時代にかけて、罪人に提出させた謝罪状。過状。 2 自分の過失をわびる旨を書いて人に渡す文書。わび状。あやまり証文。「たちまちに名符(みゃうぶ)を書きて、文差に...
そ‐ぶん【処分】
遺産を譲与・分配すること。また、その遺産。そうぶん。「御—もなくて、うせさせ給ひにけり」〈栄花・ゆふしで〉
そう‐ぶ【菖蒲】
《「そう」は「しょう」の直音表記》「しょうぶ(菖蒲)」に同じ。「—ふく家に時鳥(ほととぎす)鳴けり」〈落窪・三〉
ぞう‐もつ【贓物】
⇒ぞうぶつ(贓物)
そう‐もん【奏聞】
[名](スル)天子に申し上げること。奏上。そうぶん。「民情を—する」
そしつじきょう【蘇悉地経】
経典の一。3巻。善無畏訳。密教の聖典で、真言三部経の一。息災・増益(ぞうやく)・調伏(ちょうぶく)の3種の護摩法、灌頂(かんじょう)法、供養法などを説く。蘇悉地羯羅(そしつじから)経。
しんごん‐しゅう【真言宗】
日本仏教の宗派の一。大日如来を教主とし、身口意(しんくい)三密の加持力で即身成仏(じょうぶつ)させるのを本旨とする。9世紀初め、入唐した空海が密教を恵果に学び、帰国して一宗を開いた。真言陀羅尼(...
しょとく‐たい【書牘体】
手紙に用いる文体。日本では候文体(そうろうぶんたい)。書簡体。
だいひ‐の‐ゆみ【大悲の弓】
仏・菩薩が慈悲の心で衆生の煩悩の悪魔を降伏(ごうぶく)させるのを、弓にたとえていう語。「—には智恵の矢をはめて」〈謡・田村〉