うら‐ばしご【裏梯子】
主となる階段とは別に、家の裏に設けた別の階段。客商売の家などで主に家族や使用人が利用する。
うら‐ばなし【裏話】
一般には知られていない、内部の事情に関する話。「政界の—」
うら‐ばり【裏張り/裏貼り】
[名](スル)薄い物の裏に紙や布をはって補強すること。
うら‐ばんぐみ【裏番組】
ある放送局の人気番組と同じ時間に放送される、他の局の番組。
うら‐ばんだい【裏磐梯】
福島県、磐梯山の北麓および北方の称。檜原(ひばら)・小野川(おのがわ)・秋元の裏磐梯三湖は明治21年(1888)磐梯山の爆発による泥流でせき止められて形成されたもの。
うら‐びと【浦人】
漁師など海辺で生活する人。漁民。「—は歌い山人はののしり、最(い)と賑々(にぎにぎ)しけれど」〈独歩・源叔父〉
うら‐びゃくしょう【浦百姓】
中・近世、漁村の住民をいう語。また、本百姓(一般の農民)に対して、漁業に従事する住民をいう。
うら‐びょうし【裏表紙】
書物の裏側をおおう表紙。
うら‐び・る
[動ラ下二]《「うらぶる」の音変化か。連用形の用例しかみられない》「うらぶれる」に同じ。「秋萩に—・れをれば」〈古今・秋上〉
うら‐ふう【裏封】
文書の文面を公に保証するものとして裏に記す言葉や署名。また、中世の訴訟で、訴陳状の裏に記した、当事者および奉行の花押(かおう)。