コ‐ロア【Co Loa】
ベトナム北部、首都ハノイ近郊の村。市街中心部の北約20キロメートルに位置する。紀元前3世紀、オウラク(甌絡)王国の都が置かれ、同国に現存する最古の城跡がある。周囲8キロメートルにわたる城壁の一部...
こ‐のうし【小直衣】
上皇・親王や公卿が着用した略儀の装束。狩衣(かりぎぬ)の裾に襴(らん)をつけた形式のもので、狩衣よりは晴儀の所用。地質・色目・文様は狩衣と同じ。狩衣直衣。有襴(うらん)の狩衣。傍続(そばつぎ)。
こと‐ぐさ【言種】
1 いつも口にすること。口ぐせ。「山里に問ひ来る人の—はこの住まひこそ羨(うらや)ましけれ」〈新古今・雑中〉 2 話のたね。語りぐさ。話題。「このごろ、世の人の—に…と、ことにふれつつ言ひ散らす...
サインシャンド【Sainshand/Сайншанд】
モンゴル南部の都市。ドルノゴビ県の県都。ゴビ砂漠の東縁に位置する。ウランバートルと北京を結ぶ鉄道が通る交通の要地。近郊にチベット仏教ニンマ派の高僧ダンザンラブジャが建てたハマリン寺がある。サイン...
こころ‐ぶと【心太】
[名] 1 テングサの別名。 2 ダイコンの別名。 3 ところてん。「盂蘭盆(うらぼん)の夜もすがら、—売ること然(しか)り」〈七十一番職人歌合〉
[形動ナリ]心がしっかりして動じないさま。...
コサック【Cossack】
タタールとスラブとの混血種族。15世紀以降、南ロシア・ポーランド・ウラル地方に住みついた。遊牧に従事し、騎馬に長じ、騎兵としてロシア正規兵となった。カザーク。カザック。コザック。
ご‐くだら【後百済】
新羅(しらぎ)末期、892年に甄萱(けんけん)が建てた国。都は完山(全州)。936年、高麗(こうらい)の王建に滅ぼされた。ごひゃくさい。
ごしょうらく【五常楽/五聖楽】
《「ごじょうらく」とも》雅楽。唐楽。平調(ひょうじょう)で新楽の中曲。舞は四人舞。唐の太宗作で、仁・義・礼・智・信の五常を、宮・商・角・徴(ち)・羽の五声に配した曲という。礼義楽。
こくじ‐はん【国事犯】
国の政治上の秩序を侵害する犯罪。内乱罪や政治的騒乱罪(そうらんざい)などがこれにあたる。政治犯。
こ‐しだ【小羊歯】
ウラジロ科の常緑、多年生のシダ。山地に群生し、葉は長さ約1メートル、裏面が白く、羽状に裂けている。切り花の材料や養蚕に用い、葉柄はかご細工の材料。こへご。