うん‐ざ【運座】
俳諧で、多数の人が集まり一定の題によって句を作り、互選する会。文政年間(1818〜1830)に始まり、明治時代には日本派俳人の定式となった。
うん‐ざい【有財】
《「有財餓鬼(うざいがき)」を略した「うざい」の音変化》人をののしっていう語。「やあ、やかましい—ども」〈浄・女護島〉
うんざり
[副](スル) 1 物事に飽きて、つくづくいやになるさま。「あまりの長話に—する」 2 期待が外れてがっかりするさま。げんなり。「あの作家がこんな文を書くとは—してしまう」
うん‐ざん【運算】
[名](スル)数式に従って計算し、答えを出すこと。演算。
うん‐ざん【雲山】
雲のかかった山。「百里の—を有無渺茫(うむびょうぼう)の間に望む様な」〈鉄腸・雪中梅〉
うん‐し【運指】
ピアノなどの楽器を演奏するときの、指のつかい方。
うん‐しだい【運次第】
運のよしあしによって事の成否が決まること。運まかせ。
ウン‐シャン
《(ドイツ)schönに打消しのunを付けた和製語。美しくない、の意》美人でないこと。不美人。昭和初期に流行した学生語。→シャン
うん‐しゅう【雲州】
出雲(いずも)国の異称。
うん‐しゅう【雲集】
[名](スル)雲のように多数の人が集まること。「東より西より南より北より皆な京師を指して—せり」〈田口・日本開化小史〉