てき【剔】
[音]テキ(漢) [訓]えぐる えぐり取る。えぐる。「剔出・剔抉(てっけつ)」
えぐり【抉り/刳り】
1 えぐること。くりぬくこと。 2 一風変わった趣向で人の意表に出ること。ひねり。うがち。「女郎もいい男を捨てて、醜夫(ぶをとこ)を見えにするさうだから、人も段々—とやらになったのさ」〈滑・浮世...
しゃく・る【決る/抉る/杓る/刳る】
《「さくる」の音変化》 [動ラ五(四)] 1 中がくぼむように、えぐる。「シャベルで砂を—・る」 2 すくうようにして上げる。しゃくう。「船底の水を—・る」 3 あごを前に出して頭部をやや後ろ...
こえとり‐ぐるま【肥取り車】
肥壺1からくみ取った糞尿(ふんにょう)を運ぶ車。こえぐるま。
すく・う【掬う/抄う】
[動ワ五(ハ四)] 1 手のひらやさじなど、くぼんだ形のものを使って、液状・粉末状のものの表面に近い部分を、えぐるようにして取り出す。また、手のひらやさじなどで、液体の表面に浮いているものやその...
ひと‐だまい【人給ひ】
1 人々に物を給わること。また、その物。「いかで—ならむ御几帳まゐらむに」〈宇津保・内侍督〉 2 従者に貸し与える牛車(ぎっしゃ)。供の者の乗る車。副車(そえぐるま)。「—によろしき若人、童(わ...
はい‐ふ【肺腑】
1 肺。肺臓。 2 心の奥底。心底。転じて、急所。「—をえぐる言葉」
く・る【刳る】
[動ラ五(四)]道具を使って、物の内部や内側に穴をあける。えぐる。くりぬく。「—・って仕上げた木工容器」「襟を大きく—・ったドレス」 [可能]くれる