そし‐き【祖師忌】
祖師の命日に行う法要。日蓮宗の会式(えしき)、浄土真宗の報恩講、禅宗の達磨忌など。祖師会(そしえ)。
そでふる‐やま【袖振山】
奈良県の吉野山の勝手明神の裏山。天武天皇が吉野宮で琴を奏して「少女(をとめ)ども少女さびすと唐玉を袂に纏(ま)きて少女さびすも」〈琴歌譜〉と歌うと、雲中に天女が現れて舞を舞い、五度袖をひるがえし...
そくせん‐しょう【塞栓症】
血管やリンパ管の中に、遊離した血栓や外部から入った脂肪・空気・寄生虫卵・細菌などの異物が詰まり、流れを止めるために生じる循環障害。詰まった場所から末端の組織に機能障害や懐死(えし)を起こす。
それなり‐けり【其れなりけり】
《「なり」を助動詞「なり」ととって「けり」を添えたもの》そのままになってしまうこと。それきり。それなり。「舌喰ひ切る所存見えし時、縄ほどきて—に済みぬ」〈浮・諸艶大鑑・一〉
せんじ‐の‐つかい【宣旨の使】
勅旨を伝える使者。「—にて斉信の宰相の中将の、御桟敷へ参り給ひしこそ、いとをかしう見えしか」〈枕・一二八〉
そら‐じに【空死に】
死んだふりをすること。「死せしと見えしは—にして」〈井上勤訳・狐の裁判〉
たい‐にん【耐忍】
[名](スル)たえしのぶこと。忍耐。「—してこれを実行すること屡々なり」〈鴎外・舞姫〉
セレクト‐ショップ
《(和)select+shop》衣類・家具・雑貨などの商品を、店主の好みや個性によって選んで品揃えし、生活様式や暮らし方を全体的に提案する店。
だん【男】
[音]ダン(漢) ナン(呉) [訓]おとこ [学習漢字]1年 〈ダン〉 1 おとこ。「男子・男児・男女・男性・男装・男優」 2 五等爵の第五位。「男爵」 〈ナン〉 1 おとこ。「男色/下男(...
たら
[終助]《過去の助動詞「た」の仮定形「たら」の、仮定を表す「ば」を伴わない用法が固定化したもの》活用語の連用形に付いて婉曲に命令・勧告する意を表す。「早く着替えし—」「とにかく返事だけしとい—」